NECディスプレイソリューションズは9日、同社のプロジェクタ「ビューライト」シリーズの新製品「NP-L102WJD」を発表した。5月中旬より発売する。価格はオープン、店頭予想価格は92,400円前後(税別)の見込み。
LED光源を採用し、1,000ルーメンの明るさを持つLEDプロジェクタ。本体重量が1.4kgと軽く、持ち運んで使用するのに適している。無線LANユニットが標準で付属し、スマートフォンやタブレット端末に保存した画像などのワイヤレス投写が可能。
内蔵メモリを1GB搭載するほか、本体にUSBポートとSDメモリーカードスロットを装備。PCを使わなくても、USBメモリやSDメモリーカードなどに保存したデータを投写できる。オプションの3Dメガネを使用すれば、フレームシーケンシャル方式の3D映像の表示も可能。プロジェクタと3Dメガネとの同期にはDLP Link方式を採用する。
そのほかの主な仕様は、投写方式が単板DLP、最大表示解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が1,000ルーメン、コントラスト比が10,000:1、光源が3LED、画面サイズが17~100型。ズームは固定で、フォーカスはマニュアル。
映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×1、コンポジットビデオ×1。2Wのスピーカーを搭載し、リモコンが付属。上下最大40度の自動台形補正が可能のほか、PCとUSB接続してPC画面を投写するUSBディスプレイ機能にも対応する。本体サイズはW238×D177×H44mm、重量は約1.4kg。