千葉県のいすみ鉄道は、出雲大社上総教会の春の例祭(4月13日)に合わせ、最寄り駅の国吉駅(上総出雲大社前駅)の台紙付き入場券を発売する。発売額は170円。4月13日10時から出雲大社上総教会にて販売開始され、11時以降は国吉駅で販売する。
出雲大社上総教会は、島根県にある出雲大社の正式な分院。普段は無人だが、地域の人々が大切に手入れや管理をして守っているという。100年以上前から鎮座している由緒ある神社で、そのご利益はいすみ鉄道の社長が、「出雲大社のおかげで、いすみ鉄道は驚異的な勢いで業績が回復して、わずか5年で全国区になって、これだけにぎわうようになったんです」(社長ブログ)と力説するほど。
今回販売される入場券の台紙には、島根県の一畑電車の出雲大社前駅の入場券をセットする欄も設けられており、駅名に「出雲大社」が付く2つの駅の入場券を同時に飾ることもできるという。