パラゴンソフトウェアは9日、初めて使うユーザーでも迷わず操作できるバックアップソフト「Paragon Drive Backup Lite」を、同社オンライン販売サイトで発売した。他のダウンロード販売サイトでも順次発売の予定。価格は2,200円(税込)。
Paragon Drive Backup Liteは、既に世界中で販売されている同社の「Drive Backup 12 Professional」をベースに、「Paragon」シリーズのエントリー版としてバックアップの基本機能に特化した内容になっている。
例えば、初めて触れるユーザーでも迷わずにバックアップ操作が行えるよう、Windows 8.1のスタート画面のようなタイル状メニューから機能を選ぶユーザーインタフェースを採用した。バックアップからの復元(リストア)も、シンプルなウィザードに従って操作すればよい。
対応OSはWindows 7(SP1) 8 / 8.1で、BIOS環境だけでなくUEFI環境に対応。HDD単位やパーティション単位のバックアップと復元が行え、特定のファイル/フォルダのみを抽出した復元も可能。2TB以上のHDD、AFT/4KiBセクタ採用のHDD/SSDをサポートしている。
「Recovery Media Builder 2.0」機能を利用した起動メディアの作成や、CD/USBメモリ起動による操作も可能。また、対応しているバックアップ先は、内蔵/外付けHDD、ネットワークドライブ、CD/DVD/BD。対応ドライブ/SSDは、IDE/EIDE、SCSI、シリアルATA、SAS、USB、IEEE1394など。
なお、上位版に当たる「Drive Backup 12 Professional」に含まれる、スケジュール機能、差分バックアップ/サイクルバックアップ、ファイル/フォルダ単位でのバックアップ、スマートリストア(P2P)、コピー/クローン機能、仮想化機能などには対応しない。