八十二銀行は7日、個人向けインターネットバンキングのセキュリティ対策強化の一環として、専用のウィルス対策ソフトを導入し、顧客に無料で提供を開始した。
また、1日あたりの振込・払込限度額の変更もあわせて実施するという。
ウィルス対策ソフトの概要
ソフト名
- Rapport(ラポート)
ソフト提供元
- Trusteer(トラスティア)。同社は、海外の多数の金融機関をはじめとして数百の企業や組織に対しウィルス対策に関する様々なサービスを提供しているIBMグループのセキュリティ企業
機能の特徴
インターネットバンキングを狙ったウィルスを検知、駆除する
インターネットバンキングでの通信情報の改ざんを防止する
一度パソコンにインストールすると、インターネットバンキングへ接続の都度、自動的に機能する
対象
- パソコン(OSはWindows、MacOS)
1日あたり振込・払込限度額の変更等
振込・払込限度額の引下げ
変更日:6月1日(日)
不正送金による被害を未然に防止するため、振込・払込限度額が現在100万円超でワンタイムパスワードの申込みがない顧客の限度額を100万円に引下げる。引続き100万円超の取引を希望の顧客は、変更日までにワンタイムパスワードの申込み、または、変更日以降に書面による引上げ手続が必要
インターネットバンキングによる振込・払込限度額の引上げ操作機能の追加
変更日:5月25日(日)
ワンタイムパスワードを申込みのうえ、トークンの利用登録が完了した顧客は、インターネットバンキングにより振込・払込限度額の引上げ操作が可能となる