草津宿場まつり実行委員会は27日、「第46回「草津宿場まつり」~昔と今の草津を知る"東海道・中山道 出会い街"~」を開催する。

「草津宿場まつり」を開催

街道の歴史を通じて、昔と今の草津を知るイベント

全国で唯一、東海道と中山道の2つの街道が交わる「草津宿」は東海道五十三次の52番目の宿場町として400年前より栄え、多くの人と物が往来してきた。同イベントは、今回で46回目となる、毎年恒例"滋賀県春の風物詩"イベントとなる。

今年は草津市が市制60周年を迎える年であり、それを記念し、さまざまな催しが行われる。同イベントは、そのオープニングイベントとして、草津市市制60周年を華々しく盛り上げるという。イベント当日は、能などの古典芸能の披露や、グルメ・物産販売を行う「草津大市」、天井川特設ステージでの舞台パフォーマンス、「町衆熱演舞台」など街中の各地で催し物が行われ、草津宿の歴史と伝統を身近に楽しめる内容となる。

なかでも、100人以上の市民らが時代衣装に身を包んで和宮や篤姫など歴史上の人物に扮し、行列を成して練り歩く「草津時代行列」はとりわけにぎわう。

「草津時代行列」など、様々な催しを開催 ※画像は過去の様子

また、草津市市制60周年記念特別事業として、「KUSATSU BOOSTERS FESTIVAL」(草津アミカホール)を実施。市制60周年を記念し、昨年度結成された「KUSATSU BOOSTERS」を中心に、歌やダンス、オークションなど楽しいステージで、草津市市制60周年を盛り上げる。

同委員会では、同イベントによって「かつて(江戸時代に)交通の要所として多くの旅人が行き交った滋賀草津の地に、人々が集まり"出会いの街"としてまた機能することを願う」としている。

開催日は、4月27日 10時~19時30分頃まで。実施地域は、滋賀県草津市・旧草津川河床、東海道・中山道沿い(立木神社~光明寺)、草津市役所周辺、草津駅東口前周辺。雨天時、実行委員会事業は中止、協賛事業は各主催者で判断。小雨時はイベント内容により判断する。