女優の木村佳乃が、映画『ホットロード』(8月16日公開)で主演の能年玲奈と初共演を果たし、"茶髪ママ"役を演じることが8日、明らかになった。
原作は、コミックス全4巻で発行部数700万部を突破し、1986年1月号から1987年5月号まで別冊マーガレット(集英社)で連載された紡木たくの同名漫画。本田翼と東出昌大のW主演映画『アオハライド』の公開を12月に控える三木孝浩監督がメガホンをとり、心に傷をもつ少女・宮市和希(能年玲奈)と孤独に生きる不良少年・春山洋志(三代目J Soul Brothers・登坂広臣)の究極の純愛を描く。
木村が演じるのは、夫の死後、女手一つで娘・和希を育てながらも、高校時代から思いを寄せていた鈴木のことが忘れられず、和希を悩ませてしまう母。初共演となる能年について、木村は「シャイだけれどとても瞳のきれいな方でした」と印象を伝え、「あまり口数は多くないけれど、瞳でたくさん語りかけてきてくれるすてきな女優さんだと思いました」と魅力を語った。また、髪を茶髪に染めての役作りについては「ずいぶん、久しぶりに髪を染めました。家族の反応は良かったです」としながらも、「ただ、やはり髪が傷むので、しばらくは(やらない方が)いいかな」と内心は複雑なようだ。
一方の能年は、木村との共演に「すごくうれしかったです」と感激。「木村さんとガッツリ演技をさせていただいて、とても勉強になりました」と貴重な経験となったようで、「ホットロードは親子の映画でもあると思っています。なので、しっかりやらなければ! と気合を入れて木村さんとのシーンを大事に演じさせていただきました」とコメント。「会う度こちょこちょってされるのが面白かったです」と明かし、「私は緊張しやすいのですが、こちょこちょっとくすぐられると、自分が木村さんの子供になった気分で、ホッとしました。木村さんとの撮影、毎日楽しかったです!」と振り返っていた。