新型HEMS「D-HEMS 3」を利用するイメージ

大和ハウス工業は5日より、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)と、太陽光発電システムを標準搭載した戸建て住宅を、スマートハウスブランド「SMAEco(スマ・エコ)」として全商品で展開している。

テレビの視聴・録画にも対応

HEMSとは、情報通信技術の活用により、人に代わって住宅のエネルギー管理などを支援するシステムのこと。第1弾として、エネルギーの収支ゼロを目指す「スマ・エコ ゼロエナジー」と、停電時に非常用電源として、生活に必要な電力を供給する家庭用リチウムイオン蓄電池を搭載した「スマ・エコ チャージ」を発売する。

同ブランドには、パナソニックと共同開発した、新型HEMS「D-HEMS 3」を標準搭載。同システムを、エネルギー機器や家電機器とつなげることで、宅外から遠隔で施錠やエアコンなど家電の操作ができる。また、HEMSとしては初となるテレビ視聴や録画などの機能も付加している。

今後は、同システムに防犯センサーを装備し、クラウドサーバー等へのアクセスにより、災害への対策や快適性など、様々なサービスを展開するとしている。