JR北海道函館支社は、江差線木古内~江差間の廃止に合わせ、5月10・11日に団体専用臨時列車「さようなら江差線号」を函館~江差間にて運転する。「SL函館大沼号」に使用される14系客車をディーゼル機関車が牽引。通常は江差線を走行しない編成での運行となる。

ツアー限定乗車記念証イメージ

木古内~江差間のミニ駅名標イメージ

江差線木古内~江差間は1936(昭和11)年の全線開通以来、約80年間にわたり運行された。現在は1日12本の普通列車を運行しているが、5月11日をもって営業運転を終了する。

団体専用臨時列車「さようなら江差線号」は、函館駅発着のツアー商品として発売。ツアーでは函館~江差間の臨時列車片道乗車に加え、廃止される木古内~江差間の全10駅を貸切バスで巡る。1日あたり2コースが設定されており、各コース定員80名。旅行代金は大人1万3,500円、小学生1万2,500円。参加特典として、ツアー限定の乗車記念証、木古内~江差間のミニ駅名標10駅セット、江差線オリジナルフェイスタオルの3点がもれなくプレゼントされるとのこと。

参加希望者は往復はがきに代表者の氏名、年齢、住所、電話番号、同行者の氏名と年齢、希望の出発日とコースを記入し、JR北海道函館支社販売グループ宛に申し込む必要がある。往復はがき以外での申込みは不可。4月10日締切(消印有効)で、応募多数の場合は抽選となる。