JR東日本はこのほど、7月7~10日の日程で、「第9回UIC世界高速鉄道会議」を開催すると発表した。東京国際フォーラムを会場に、世界中の高速鉄道関係者ら1,000人以上が集まる国際的な会議だ。
同会議は1992年から数年に1度開催されており、高速鉄道に特化した国際会議・展示会としては世界最大規模。日本での開催について、「技術やサービスの進展、社会や経済に果たしてきた役割など、世界の高速鉄道の半世紀を全般的に振り返るとともに、次の半世紀の高速鉄道を展望する機会とするため」とJR東日本。国際鉄道連合(UIC)の協力を得て、「Celebrate the past, Design the future」(過去を祝し、未来を描こう)をテーマに、全4日間のプログラムを組んだ。
東京国際フォーラムでの会議は7月7~9日の3日間で、展示会も同日程で開催。最終日の10日は、新幹線乗車などの「テクニカルビジット」(見学会)を行う。なお、同会議は基本的に関係者のみで行われるため、一般の参加や見学は予定されていない。