山陰合同銀行、みずほ銀行、ごうぎんキャピタルは4日、農林漁業成長産業化支援機構(以下機構)と共同し、「ごうぎん農林漁業応援ファンド」(以下同ファンド)を設立したと発表した。
同ファンドは、山陰地域を地盤とし中国地方並びに関西地方にも広域に店舗展開をする山陰合同銀行と、国内はもとよりグローバルなネットワークを有するみずほ銀行、さらに農林漁業の6次産業化に対するノウハウを有する機構がそれぞれの強みを活かし、地域内の事業者連携による6次産業化事業創出の支援に加え、地域の垣根を越えた広域連携による事業創出も積極的に支援していくとしている。
また、同ファンドの運営にあたっては、地域の一次産業、食品関連産業等の情報を有する地元自治体や地域の6次産業化支援機関および関係諸団体の人たちとも相互連携を図りながら、地域一体となった支援体制を構築していくという。同ファンド組成により、地域基盤産業を担う農林漁業者とそのパートナー企業との6次産業化を通じた成長戦略を支援するとともに、雇用創出等を通じた地域経済の発展・活性化に貢献していくとしている。
「ごうぎん農林漁業応援ファンド」の概要
ファンド総額
- 10億円
投資対象
- 農林漁業者がパートナー企業と共同で設立する6次産業化事業体
出資者
山陰合同銀行 370百万円
みずほ銀行 100百万円
農林漁業成長産業化支援機構 500百万円
ごうぎんキャピタル 30百万円
ファンド運営会社
- ごうぎんキャピタル
設立日
- 3月28日
存続期間
- 3月~2028年12月