ソニーは4月7日、エントリークラスのスピーカーシステム「SS-CS3」「SS-CS5」「SS-CS8」「SA-CS9」を発表した。発売は5月20日。税別の希望小売価格は、SS-CS3が16,000円(1台)、SS-CS5が21,000円(2台1組)、SS-CS8が11,000円(1台)、SA-CS9が21,000円(1台)。

左上より「SS-CS3」「SS-CS5」「SS-CS8」「SA-CS9」

新モデルは、オーディオ用としても、ホームシアター用としても使用できるエントリークラスのスピーカーシステム。SS-CS3はトールボーイタイプのフロアスタンディング型スピーカーで、SS-CS5はサラウンドスピーカーとしても利用できるブックシェルフ型スピーカーだ。SS-CS3はダブルウーファーを使用した3Way・4スピーカー構成で、SS-CS5は3Way・3スピーカー構成となっている。SS-CS8はセンタースピーカーで、SA-CS9はアクティブサブウーファーだ。

SS-CS3とSS-CS5の2モデルは、ソニーのオーディオ向けスピーカーとしては初めて、広指向性スーパーツイーターを採用。自然な音の広がりを実現しており、さらにハイレゾ音源再生時のリスニングポイントも広げられている。ウーファーユニットは、2層構造のMRC(発泡マイカ)振動板を使用したφ130mm。ベース部分には軽量で高剛性な素材、表面には柔軟な素材が使用されており、滑らかさと力強さを両立している。

フロントバッフルの前面にフェイスプレートを配置し、そこにツイーターとスーパーツイーターをマウント。ミリ単位で配置を最適化することでタイミングコントロールを図るとともに、徹底した回折対策によりクリアなサウンドを実現している。

ネットワークには、フィルムコンデンサや大口径コイルなどの高品位オーディオパーツが採用されている。キャビネットには高密度MDF材を使用。さらに各所に補強財を使用。不要な振動を抑えたタイトな低域を実現している。

高品なパーツが使用されているネットワーク

極太ケーブルにも対応したターミナル