東京都港区南青山のグラッセリア青山内ふくい南青山291で、福井県の陶芸や和紙など、工芸文化を楽しめる「福時(ふくどき)」が開催される。開催日時は4月19日から21日、11時から19時(最終日16時)まで。

越前和紙で作られた茶室(イメージ)

萬松の水でいれた煎茶でおもてなし

同イベントでは、福井県で活動している陶、染、和紙、漆、木工の作り手の作品に、福井で生まれた文房流の花、茶をコラボレーションした催しを用意するほか、作り手それぞれが展示スペースを設け、工芸品などを販売する。

会場には、越前和紙を材料に作られた茶室が登場。その中で、福井市のごく限られた場所でしか採水できない「萬松(ばんしょう)の水」でいれた煎茶のおもてなしが行われる。

そのほか、『陶・紙・染・漆・木・花』の作家によるワークショップも開催。素焼きの器に絵付けした後、焼き上げる「越前焼き 絵付け体験(1,500円)」、箸や小皿に漆の絵を描く「越前うるし 蒔絵体験(3,000円)」などが体験できる。