ヤフーはこのほど、自社サイトに決済システムを導入できる新サービス「Yahoo!ウォレットFastPay」の提供を開始した。
同サービスは、事業者が運営する自社サイトに、数行のコードを貼り付けるだけで簡単にオンラインクレジットカード決済システムが導入できる決済サービス。申し込みにはYahoo! JAPAN IDが必要となり、申し込みから加盟店審査(約1週間程度)を経て決済を開始する。
買い手は、クレジットカード番号の入力をYahoo! JAPANのページ上で行うため、売り手はカード番号を保持する必要がない。対応可能なカードは、VISAとMasterCard。今後は、JCB、Diners、American Expressについても対応を予定している。
初期費用、月額費用、トランザクションフィーはいずれも無料で、決済手数料は3.25%。振込サイクルは、月末締め翌月末払いの「月1回プラン」と、15日締め月末払い、月末締め翌月15日支払いの「月2回プラン」(基本決済手数料に加えて0.1%の手数料が発生)を用意する。
なお、医薬品や中古品、アルコール販売などの許認可が必要なサイトは、現時点では申し込み不可となっている。