熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

●「中山美穂との離婚は? 未練タラタラの辻仁成を直撃」【ミヤネ】

辻が「時代は中性」と見た目を女性化させたことが離婚の理由を言われていたが、真相はどうなのか。直撃された辻はノーコメント。しかしTwitterでは、「家族三人で生きた十年は幸せでした。その幸せを次の十年も続けたい。守りたいと願っています」と離婚を拒否した。さらにラジオ番組では、「バンドをやって、ああおもしろいなって。ハードロック好きなんで。そのうち髪伸びちゃったんですけど、まあ切りますけどね」とコメント。やはり離婚したくないのか。

井上公造は、「辻さんには女装家というもう一つの顔がある。僕は写真も直接も見た。ただ、昨年11月に亀裂があった。中山さんが辻さんの携帯を見てしまったのでは?」と裏事情と明かした。一方、宮根誠司は、「でも中性的なオジさんを目指す生き方ってアリだと思うな。近所のオバちゃんとケーキとか食べながらのんびりしたい」と話をすり替えた。サラサラのストレートヘアーにしたいのか。

●「AKB48が国立ライブ。まさかの荒天中止で大島優子は……」【スッキリ】

初の国立競技場ライブを行ったAKB48。初日の土曜は7万人のファンで盛り上がったが、2日目の日曜は大雨でまさかの中止に。最寄り駅は人であふれ、怒号が飛び交うシーンもあったが、その日卒業セレモニーを行う予定だった大島が動く。隣接する公園に集まったファンに「本当にすみません。みなさんにはちゃんと卒業を見送ってほしいと思います」と頭を下げて謝罪。皮肉にもその瞬間は晴れていたが、ファンは「大丈夫!」「(振替公演)行くよ!」と絶叫で返事していた。

土曜にライブ参戦した天の声(山里亮太)は、「スゴかったわ~。25mのワイヤーを使ったフライングとか、とにかく演出がド派手!」と興奮。さらに、「大島さんが卒業したからといって終わりじゃない。新しいAKB、まゆゆ(渡辺麻友)がセンターで」と話すと、加藤浩次が「渡辺さんが元気そうで良かったです」とコメントする。天の声は「あっそうか、(まゆゆは)加藤さんの宿敵だった。(『めちゃイケ』で)最後は爆発して仲良くしてたもんね」とフォロー。これほど忙しいのに、大半のアイドルチェックし、放送を見ている山里は、ある意味スゴイ。

●「放送8054回の『いいとも』、設楽が“奇跡の共演”を語る」【ノンストップ】

『笑っていいとも!』最終回のこの日、新宿アルタ前に約1万人のファンが集まり、大歓声の中でタモリが登場。通常は裏口から入るが、この日はファンに会うため正面入り口から入ったという。吉永小百合からのメッセージあり、さんまとの『日本一の最低男』復活あり、ダウンタウンやとんねるずらのレアな共演あり、タモリのラストメッセージありで、見せ場の多いフィナーレとなった。

現場にいた設楽統は、「もろもろのことがあって実現しない、同じ局内にいても絶対に会わないお笑いレジェンドたちが一堂に会した。興奮しちゃって心が震えました」と嬉しそうに話す。さまざまな大物芸人と絡めるバナナマンならではの感慨があったのだろう。

700人以上集まったという打ち上げでタモリは、「また機会があったら協力してください。日本のバラエティーにカンパイ!」と言ったらしい。設楽は「芸能人酔いするくらいたくさんいて、みんなタモリさんと写真を撮りたがっていた。まだ飲み続けている人がいるんじゃないかな」と明かした。

最終日の視聴率は、お昼が16.3%。夜は28.1%。さらに大エンディングとなった最後の『ウキウキウォッチング』合唱で瞬間最高視聴率33.4%を記録。最後まで偉大な番組だった。

●「あべこうじ&高橋愛の“屁イチャイチャ”」【スッキリ】

すっかり2ショット出演が板についてきた2人。高橋が「大好きなあべに唯一直して欲しい」のは屁で、「私の前でする。(あべが)『あっ出る』と言ったときは(急いで)部屋を出る」というほど臭いらしい。これを受けたあべは、「他の部屋にいたとしても、(高橋が)『今、屁したでしょ』って(バレる)。ん~だからまあ、幸せですよね」とノロケ芸も板についてきた。これを見た加藤浩次は「屁からはじまるイチャイチャってあるんだよね。(怒っておきながら)『やっぱり行かないで~』みたいな」となぜか納得顔に。

その他、あべが冗談まじりで「『僕が売れるのは7年後だわ』って話をしたら、(高橋が)『いや大丈夫、私が稼ぐ』と言われて、『よし!』と気合が入った」と明かすなど、ノロケのバリエーションもしっかり。加藤に「この2人は別れないわ!」と断言させていた。

●「松居一代の資産は10億円超。アメリカ進出宣言」【ミヤネ】

掃除や料理用具などに加え、最近は投資でも知られる松井。実際、今年1月には「私の投資人生で最高益を出した」と高級ジュエリーを自慢しまくっていた。お金も夫婦愛も、いっさい謙遜しないのがこの人の流儀だ。

報道では、「資産は10億円。会員権最高4400万円の完全会員制ホテルで大ヒンシュクを買っている」とのこと。具体的には、「閉店間際のレストランで無理を言って料理を作らせたり、ルームサービスをしていないレストランから料理を運ばせて困らせている」という。

松居はまずブログで「毎朝4時には起きて仕事している私ですよ。それが資産たった10億円だったら悲しすぎでしょ。もっとよく調べて」と嫌みたっぷりに資産のみ訂正。

さらに電話出演して、「私の人生の一番の目標は100歳まで元気でいること。21時以降は食事しないのがルールだし、自宅が好きでたまらないから、そのホテルに何年も泊まってない。ホテルのスタッフにはお年玉を渡している」とキッパリ否定した。

これで火がついたのか、松居のトークが止まらない。「私はアメリカ進出を狙っている。テレビショッピングで日本の商品を売りたい。名前はジャパニーズ・マムで、もう活動している。何年も前から主人も誘っていたけど、『僕は犯人が多いので日本で頑張る』と言っていた」と話し、プロデュースした鍋や包丁まで宣伝する始末。マシンガンかつボリュームの大きさに、スタジオの男性たちはドッと疲れた表情を見せていた。

●「桐谷健太が交際4カ月の電撃婚。熱いパパになる!」【スッキリ】

ブログで「突然ですが、ホンマに突然ですが、桐谷健太、本日入籍しました」と電撃結婚を明かした桐谷。相手は「母性が強く、おっとりとした、心根の優しい一般女性」で29歳という。4年前に出会い、「お互い近づいたのはゆっくりと。急接近は昨年の暮れ。決めたのは本能です」と交際4カ月のスピード婚であることを明かした。

さらに、「そして幸せなことに、俺、年内中にお父さんになります。俺自身もびっくりで、新しい世界の光に動揺を隠せません」と妻の妊娠を報告。「全てのおかげやと身体中で感じます」「血のかよった全身全霊の芝居と、俺が俺をまっとうすることで、しっかりお返しできたらと思っています」と桐谷らしい決意表明をつづった。今や芸能人の結婚は、約半数が“でき婚”だが、そうでもない限り仕事の区切りや事務所のOKがもらいにくいだけに、仕方がないのかもしれない。

●「市井紗耶香が大人AKBに応募。禁断のコラボ実現か?」【ノンストップ】

元モーニング娘。の市井がブログで「大人AKB48オーディション」に応募したことを明かした。現在30歳の市井は、「30歳以上」という条件にピッタリだが、自ら明かすということは本気なのだろう。ただ、「書類選考の通過連絡が来ていないんだよね」と不安をこぼした。1次選考の結果は、通過者のみに4日までに通知されるというから無理もない。選ばれるのは1人という狭き門だが、各ジャンルから多彩な応募者が集まりそうだ。

これを聞いたダンスアイドルの先駆けである風見しんごは、「いいと思う! 僕も“大人EXILE”があったら応募するかもしれないし」とエールを送っていた。大人というより、オジさんだ。

●「森泉と妹・星がイベント初共演! 今後への布石か」【スッキリ】

姉妹でのイベント出演は初めてであり、星(ひかり)は囲み取材も初めて。31歳の泉に対して、星は21歳と10歳差。大学へ通いながらモデルや女優をしているという。一緒にクラブへ行ったり、恋愛相談に乗ったり、友だちのような2人。顔はそれほど似ていないが、終始動いているなど、落ち着きのないところが似ている。

仲のいいかけ合いを見たテリー伊藤が「(星は)かわいいね。まさに美人姉妹。人気出そう!」と絶賛する一方、加藤浩次は「性格(が泉)そっくり。緊張感ゼロだね」と突き放した。星は『CanCam』モデルを卒業したばかりだけに、これを機に姉妹出演が増えるかもしれない。

●「前田敦子、涙の初単独ライブ! 大島優子はキレイ」【PON!】

AKB48卒業から1年7か月、初の単独ライブを行った前田。新曲を含む18曲を熱唱し、変わらず応援してくれるファンを見て、「1人で頑張ってると、みなさんの顔が見えないから寂しい」と涙をこぼすシーンもあった。

話題が卒業間近の大島優子になると、「今が一番大変な時期」「卒業するときはキレイになるって現役メンバーが言うんですけど、確かに今の優子はキレイ」とエールを送る。さらに、女優同士になることについて、「お互いの中で近い存在になると思う」「タイプが違うから」とライバル関係ではないことを強調した。確かに2人は女優としてまずやるべきなのは、AKBの香りを消すことだけに、共演は避けるだろう。


エンタメ色の強い『笑っていいとも!』が終わり、『バイキング』がはじまったことで、朝から夕方まで1日中情報番組ばかりになった。各番組スタッフは、旬やお得感を求められる中で、「どう差別化するか?」に頭を悩ませているだろう。

芸能ニュースの扱いは、「大物なら使うけど、それ以外は速報のみ」というのが基本線だが、今後は『ノンストップ』や『ミヤネ屋』のように独自の突撃取材を行う番組が現れるかもしれない。

木村隆志

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。