1974年4月に日本に上陸したアメリカ発のデニーズは、今年40周年を迎える。それを記念して、同店では4月15日(火)より、アメリカにちなんだ料理を提供する「デニーズ アメリカンフェア」を開催する。
フェア開催前には、先行試食会が開催されたので、早速、デニーズ渾身の"味"を確かめに足を運んでみた。
アメリカにちなんだ料理が続々と登場!
「デニーズ アメリカンフェア」に登場するのは、世界三大牛のひとつと言われているアンガス牛を使用したローストビーフ「アンガスサーロインのローストビーフ」(1,995円)や、パンケーキが6段重なった迫力満点の「タワーパンケーキ」(690円)など。
さらに、2013年12月16日(月)~2014年1月13日(月)の期間に実施した「デニーズでもう一度食べたい アメリカにちなんだあのメニュー」のアンケートで、最も要望の多かったメニューも2品登場する。1つは、1番リクエストの多かった「ケイジャンジャンバラヤ&ハンバーグ BBQソース」(1391円:ハンバーグ2枚、1175円:ハンバーグ1枚)。そして、2位にランクインした、豪快に食べられるバーガーメニュー「デニーズコンボ2014」(991円)。どちらも、今回は2014年バージョンで復活する。
実際に食べてみた
さて、試食会でまずいただいたのは、「アンガスサーロインのローストビーフ」。その分厚さに驚いた。ローストビーフはしっとり柔らかく、ナイフがスッと入るのがポイント。肉の旨みを引き立てる芳醇な香りのグレービーソースともマッチしており、とても美味しかった。
特にうれしかったのは、付け合わせのマッシュポテト。バターとポテトだけで作っているそうだが、ポテトがスイーツのように甘く、ひと皿でいろいろな味わいが楽しめるところが良かった。サイドに添えられたたっぷりの生野菜も魅力的である。
和食好きの方には、前述のローストビーフを御膳仕立てで提供する「ローストビーフ御膳」(2,305円)もオススメしたい。刻んだ長芋が入った珍しいポン酢ソースが使用されており、お肉をさっぱりと味わえるメニューだ。だしのきいたポン酢で食べるローストビーフは、どの年代のユーザーにもウケそう!「デニーズならではの技を出しました」(同店)という自信の一作となっている(今後、通常メニューとして提供)。
また、アメリカンサイズでボリュームたっぷりの「タワーパンケーキ」もいただいた。「せっかくなら、いっぱい重ねてしまおう!」と商品開発者が思いを込めたパンケーキだそうだ。
倒れてしまいそうなくらい高くパンケーキを積んだ注目度満点のメニュー。1枚1.5cm~2cmという分厚いパンケーキが6段重なっているので、一人でがっつり甘いものを食べたいときにも、仲間とシェアして食べたいときにもオススメだ。オーダーごとに焼いているという軽やかで甘めの生地には、クリームとメープル風味のシロップを合わせたなめらかなソースがたっぷりかかっており、こだわりを感じさせる逸品に仕上がっている。
ちなみに、デニーズを展開するセブン&アイ・フードシステムズの執行役員・日比浩介さんは、「今回は、お客様のリクエストの多かったメニューを復活させるなどしておりますが、今後もお客様の立場に立って商品開発をしていきたいと考えています」とコメントしている。今回だけでなく、これからも満足度の高いメニューが期待できそうなので、ますますデニーズから目が離せなくなりそうだ。