ビー・エム・ダブリューは3日、特別内覧会「BMW i3 Special Preview.」をグランドハイアット東京にて開催した。「BMW i3」6台のほか、「BMW i8」も特別展示された。
「BMW i3」は大都市圏向けのクルマとして専用設計された電動駆動モデル。CFRP(カーボン・ファイバー強化樹脂)製のパッセンジャー・セルを採用するなど軽量化を図り、車両重量は1,260kgに。「eDriveテクノロジー」と呼ばれる電気駆動技術により、パワフルな発進と卓越した加速性能を発揮する。「BMW i ConnectedDriveサービス」を利用すれば、航続可能距離やバッテリー残量などの情報を、車外からスマートフォン(一部機種を除く)で確認することもできるという。
同車は昨年、国内での発表に合わせて購入希望申込の受付が始まっており、4月5日から販売開始される。これに先立ち開催された同車の特別内覧会では、全6色のボディ・カラー・ラインナップを日本初披露。「最小回転半径 4.93m」と記されたステージ上で、ソーラー・オレンジのモデルによる走行実演も行われた。
当日は雨にもかかわらず多くの来場者でにぎわい、スタッフの説明を熱心に聞く来場者も多かった。プラグイン・ハイブリッド・システムを搭載したプレミアム・スポーツカー「BMW i8」も特別展示され、車内で乗り心地を確かめる来場者の姿も。BMW i(「BMW i3」「BMW i8」を手がけるBMWのサブ・ブランド)の革新的技術に関する展示も行われた。
「BMW i3」の価格は499万円、レンジ・エクステンダー装備車の価格は546万円。なお、「BMW i8」については、年内生産分がすでに完売になっているとのこと。