先日発表されたマイケル・ジャクソンのニュー・アルバムに収録される楽曲の中に、自分に向けられた幼児虐待の疑いから立ち直る際の葛藤を表現した新曲があるという。
5月にリリースが予定のされている新作アルバム『エクスケイプ』には、新曲8曲が収録され、そのうちの1つ「ドゥ・ユー・ノウ・ホエア・ユア・チルドレン・アー?」は、義理の父親に虐待され、しまいには売春婦として働くことになった12歳の少女の話が描かれている。
歌詞では「少女は自分を使う義父にうんざりだって書き綴った/少女を虐待しながら 義父が後で何か買ってあげると言うんだって」と歌われ、「私を生き地獄から助けだして」というフレーズが繰り返し多用されている。この新曲は2005年にマイケルが少年に対する性犯罪で無罪判決を受けた後に書かれたと言われており、エピック・レコードのL.A.リード代表とプロデューサーのティンバランドがその制作にあたっている。
なお、マイケルが性犯罪で訴えられた際にマイケルを擁護する証言していたダンサーのウェイド・ロブソンが、 2013年にその証言を覆して性的虐待を受けていたと主張しており、6月にもその審問が執り行われる予定。
(C)BANG Media International