女優の二階堂ふみが、野村周平主演の映画『日々ロック』(2014年秋公開)でヒロインを演じることが3日、明らかになった。
本作は、2010年から『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、亀梨和也主演の『ジョーカー・ゲーム』が来年に公開を控えている入江悠監督がメガホンをとった。いじめられっ子の日々沼拓郎(野村周平)がバンドを組み、ロックスターを夢見て活動していく姿が描かれている。
二階堂が演じるのは、トップアイドルの宇田川咲。アイドルでありながら実は相当な酒好きという破天荒キャラで、日々沼との出会いが彼女の運命を変える。間もなく開始される撮影では、1,000人規模の観客役エキストラを動員したライブシーンに挑み、ロックバンド・RCサクセションの「雨上がりの夜空に」を熱唱する。二階堂が本格的な歌を披露するのは、今回が初となる。
出演にあたり、二階堂は「コードのDが相変わらずベンベンいってしまいます。が、ロックな入江組に参加できることを幸せに感じています。よろしくお願いします」とあいさつ。一方の入江監督は「数年前、初めて二階堂ふみさんと会ったとき、セックス・ピストルズとかヴィターリー・カネフスキー監督とか、この子ほんとに16歳か!と思うようなことを話したのを覚えています」と出会いを振り返り、「また一緒に映画を作れるのが心底うれしいッス」と喜びのコメントを寄せている。