ゾンビ×サッカー映画『ゴール・オブ・ザ・デッド』(5月3日公開)の予告編のナレーションを担当するお笑いタレントの博多華丸が2日、都内のスタジオで公開ナレーション収録を行った。
本作は、人気サッカーチームの試合中に乱入した1体のゾンビが、満員のスタジアムを恐怖のどん底へ突き落とすというストーリー。ベテラン選手サムと、生前彼にライバル心を持ちつつゾンビ化してしまった選手ジャノがピッチで大激突する。メガホンをとったのは、『ザ・ホード 死霊の大群』のバンジャマン・ロシェ監督と『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』のティエリー・ポワロー監督で、前半戦と後半戦で別々の監督が撮るユニークな構成となっている。
そして、本作の予告編をサッカーの試合実況風にするため、スポーツキャスター・川平慈英のモノマネを得意とする博多華丸が、予告編のナレーションを担当することが決定。公開アフレコイベントは3月26日の予定だったが、博多華丸がインフルエンザに感染したことにより延期となり、4月2日に行われた。
復帰後初のイベント参加となった博多華丸は「大吉からインフルエンザのバトンを受け取ったのに、何のお見舞いもない。でも便りが無いのは元気な証拠でしょう」と原因を明かした。今回のナレーション起用について「(川平さん)ご本人で良かったんじゃないかな、どっちかというと顔マネですからね」と謙遜しながらも「起用されたからには一生懸命やらせていただきます、あちらは本物で私はゾンビみたいなものですから(笑)」と意気込みを語り、アフレコへ突入。
ゾンビとなった選手がピッチに乱入し、次々と選手・観戦者を感染者に変えていく恐怖映像にあわせ、「今まさにとんでもない死闘が繰り広げられようとしているんです!」「ピッチを駆け抜ける選手たちの中になんと…ゾンビ! クーゥッ! 絶対に喰われたくない闘いが、ここにはあるんです!」「2014年、来たるサッカーの祭典に向けて、絶対に観なきゃならない映画が、ここにはあるんです!」と川平慈英氏のモノマネ口調で熱演した。
MCとの質疑では、映画のようにゾンビが世の中にあふれたらどうするかという質問に対し、「逃げ回るのはしんどいのであっちの世界に行ってしまおうかな」とまさかの感染宣言。ゾンビ映画は元々好きだと言い、「僕位の世代はゾンビ世代だと思う、『バタリアン』なんかも観ているし世代ごとにいろんなゾンビがあると思う」とコメントした。最後は「2014年サッカーの祭典の年に前哨戦として絶対見逃せない映画がここにはあるんです! 5月3日『ゴール・オブ・ザ・デッド』劇場で是非観戦してください!!」と映画をPRして締めくくった。