ウェザーニューズは、第5回となる桜開花予想を発表した。4月4日は強い雨風のため、広範囲で桜が散ることが予想されるという。

桜開花予想

西~東日本は開花から満開までが短い予報

今回の開花予想の対象となった桜は、全国のお花見名所約700カ所、近所の公園約1万カ所、「さくらプロジェクト」に参加する一般人の「マイ桜」1万2,238本。開花予想にあたっては、過去10年間に寄せられた桜の開花状況に関する膨大なリポートと、3月29日~4月1日にかけて全国で一斉調査した"つぼみリポート"と、今後の気象状況の予測などをもとに算出している。

今回のつぼみ調査では、第4回発表の開花予想と大幅にずれていないペースでつぼみが生長していることが確認できたため、前回の開花予想日から大きな修正はないという。先週までに関東南部や東海、西日本のほとんどのエリアでお花見シーズンを迎えた。新たに茨城・栃木県も花見シーズンに突入し、東北南部や北陸の名所もこの先一週間で続々と開花を迎える見込み。

今年は4月に入ってからの暖かさの影響で、西~東日本は開花から満開までの期間が平年より2日程度、短くなった。今週中には、北陸や東北南部太平洋側を中心に続々と開花を迎え、来週中には見頃を迎える。北陸では小浜公園が4月1日に、石川県の芦城公園に開花を確認できたのに続き、特別名勝兼六園でも4月2日に開花が確認できた。

なお、4月4日には強い雨が降る可能性があるとされ、広範囲で桜が散る見込み。気象条件によって左右されやすい開花の最新情報は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」、携帯サイト、インターネットサイト「ウェザーニュース」内の『さくら Ch.』で随時情報を更新する。同社の次回の桜開花予想発表は、4月9日を予定している。