ソニーは4月3日、マルチコネクトコンポ「CMT-X7CD」「CMT-X5CD」を発表した。発売は4月19日。価格はオープンで、推定市場価格は、CMT-X7CDが35,000円前後で、CMT-X5CDが25,000円前後(いずれも税別)。

マルチコネクトコンポ(写真は「CMT-X7CD」)

CMT-X7CDは、2013年4月に発売された「CMT-BT80W」「CMT-BT60」の後継機種で、CMT-X5CDは「CMT-BT40」の後継機種。従来モデルはW481×D86×H202mmだったが、新モデルではW385×D80×H178mmまで小型化。デスクトップに設置しても邪魔にならないサイズを実現した。

マルチコネクトコンポというネーミングの通り、ウォークマンのほか、iPhoneなどのアップル製品、Android端末、USBメモリなどさまざまなデバイスを接続可能。Bluetoothにも対応しており、NFC(近距離無線通信)も利用できる。ウォークマンとUSBメモリは、再生だけでなく、音楽CDやラジオからの録音にも対応している(MP3、128/256kbps)。

CDはスロットインタイプ

CMT-X7CDはネットワークにも対応。DLNAのDMR、Play Toに対応しており、サーバーに保存されている音楽ファイルの再生が可能。またWi-Fi機能を搭載しており、AirPlayも利用できる。

インターネットラジオに新対応。radiko.jpとTuneInが利用可能だ。集合住宅などで、電波状況が悪く、ラジオ放送が受信しにくい場合でも、ネット経由でラジオのコンテンツを楽しむことができる。なお、インターネットラジオの聴取は、スマートフォン用のコントロールアプリ「SongPal」から操作を行う必要がある。また、オンデマンドで音楽を楽しめるMusic Unlimitedも利用できる。

搭載しているアンプはデジタルの「S-Master」で、実用最大出力は20W×2。非可逆圧縮された音楽の再生時に、圧縮の際に失われた音楽成分を補間する「DSEE」も採用されている。また、デジタル信号処理によるサウンド補正が利用でき、ワンタッチでソニーが推奨するサウンド設定に設定できる「Clear Audio+」も搭載されている。

搭載しているスピーカーユニットはフルレンジだが、振動板には、剛性が高く軽量で内部損失の高い発泡マイカ(MRC)が使用されている。バスレフ方式ではなくパッシブラジエーター方式が採用されており、スピード感のある低域再生を実現している。

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