能勢電鉄は13日から、ラッピング電車「里山便」を運行開始する。「日本一の里山」と称される川西市黒川地区をはじめ、沿線の里山風景の魅力をPRするのが目的だという。
「里山便」には1758編成(4両編成)を使用。各車両ごとに春夏秋冬の里山のイラストを前面・側面にラッピングし、4両全体で四季を表現する。また、昼と夜の風景をそれぞれ描き、昼の里山の「新しい発見」や「自然の温もり、力強さ」と、夜の里山の「情緒的な雰囲気」や「都会にはない夜の静けさ」を表現するという。
運行初日の4月13日は、川西能勢口駅4・5号線ホームにてお披露目イベントを開催。「里山便」の5号線入線(10時57分)に合わせ、入駅式や感謝状の贈呈、記念撮影会などを行う。その後は11時20分から15時まで、記念品の無料配布、鉄道グッズなどの販売、先頭車両の撮影会などを行う予定だ。