猫の保護活動を行う東京キャットガーディアンは、同団体のホームページにて、飼い主のいない猫の保護ボランティア活動「猫付きマンション」を案内している。今回は東京都・荻窪駅近くのワンルーム物件を案内する。
猫付きマンションとは
猫付きマンションは、「猫との生活を希望する入居者」と、「マンション経営で猫の助けになる活動をしたいと考えるマンションオーナー」、「成猫の保護場所を作り、多くの猫を救いたいと考える保護団体」の三者の思いが合致したシステム。新しいボランティア活動として、行政からも了承を得ている。
飼育を希望する人は、面談の上、所有権ではなく一時保護の場所として同シェルターの猫を選び、ペット飼育可能のマンションで猫を飼うことができる。「転勤が多い」「高齢だから心配」など様々な理由で猫の飼育をあきらめている人も猫の飼育が可能だ。
広々としたワンルームマンション
今回、案内する「プレジデント荻窪202」は、JR中央線・総武線・丸の内線「荻窪駅」から徒歩7分の場所にある。間取りは1Kだが、21平方メートルと広々とした造りで、猫と一緒でもゆとりを持って暮らせそうだ。
同物件は、猫仕様にリノベーションが可能。キャットタワーやキャットウォークなどを設置して、猫の居心地のよいスペースを自由に作ることができる。また遮音機能があるフローリングを使用しているため、猫の足音や生活音などが下の部屋に伝わりにくい。
部屋には新品のエアコン付。キッチンはIHコンロを取り入れている。そのほか、室内には洗濯機置場付き。駐輪場もある(バイク相談)。
賃料は月額7万円、管理費は月額3,000円。礼金1カ月、敷金1カ月(ペット飼育時は、プラス1カ月)。
猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。
物件詳細は、東京キャットガーディアンシェルター日記で案内している。
レポート記事
実際の猫マンションでの暮らしぶりはこちらから。猫マンションに住んでいる人を取材した。