ダイハツ工業は1日、発表が6月に予定されている新型軽オープンスポーツカー「コペン(COPEN)」に採用する新技術の詳細を発表した。
新型コペンには、モノコック構造をベースにした新しい概念の骨格構造「D-Frame(ディーフレーム)」を採用。スポーツカーとして求められるボディ剛性を骨格のみで確保することで、外板の素材やデザインの自由度を飛躍的に向上させたという。
そして、樹脂製の外板パーツとボルト締め付け構造を採用した内外装着脱構造「DRESSFORMATION(ドレスフォーメーション)」によって、オーナーの嗜好に合わせた購入後のデザイン変更を可能にしている。交換可能な樹脂パーツは、フロントフード、ラゲージ、フロント / リヤバンパー、フロント / リヤフェンダー、ロッカー、フューエルリッドといった11部品。内装でも、運転席や助手席の加飾パネルやオーディオクラスターが購入後に変更可能。
そのほか、専用チューニングが施されたサスペンション、初代コペンに比べて約60%のリヤ揚力低減を実現した空力性能、低回転から高いトルクを発揮するDVVT付660ccターボエンジン、衝撃吸収ボディ「TAF」、CVT車はエコカー減税「免税」対象に適合予定の燃費性能、約20秒でフルオープンとなる電動オープンルーフなどの採用が発表されている。