京都府と府庁旧本館利活用応援ネットは4月7日まで、京都府庁旧本館において「観桜祭」を開催している。

京都府庁旧本館の中庭

中庭の6本の桜が景観を演出

同イベントは、毎年桜の時期に合わせて開催している。会場の京都府庁旧本館の中庭には6本の桜の木があり、ルネサンス様式の建物と融合した美しい眺めを楽しむことができる。今年のイベントのテーマは「ハル ハナ 美術館」で、「春」と「花」をイメージした展示や体験イベント、ステージやワークショップなどのイベントを多数開催する。

毎年、桜の時期にあわせて行われる

展示コーナーでは、京都の新人、若手作家による陶磁器と漆器の作品を展示する「きょうの陶と漆 2014春」や、和食の魅力などをパネル展示により紹介する「無形文化遺産 和食の文化」、様々なジャンルの作家が彫刻の技術を駆使して作り上げた作品を展示する「京都彫刻家協会 野外彫刻作品展」などを実施する。

体験イベントには、小学生向けの切手教室(4月5日・6日)や水彩色鉛筆を使用して桜を描く「粟辻イラスト工房ミニ講座」(4月4日・5日・6日/参加費500円/定員あり)などを用意している。

ステージイベントは、1960年代に生まれたモダンフォークソングや日本の叙情歌を披露するフォーク&カントリーミュージックライブコンサート(4月5日の11時~16時)、個性派・女性デュオ「Poco a poco」によるさくら♪ライブ(4月6日)などを実施する。

ワークショップは、色付けから成形まで体験できる「日菓の和菓子作り」(600円)や「新体験!描いてスッキリ!アートリフレッシュのクリニカルアート体験」(600円)、「写真ワークショップ マル・サンカク・シカク」(500円)を実施。実施日は4月5日・6日(写真ワークショップは4月5日のみ)。定員は各10人。

同イベントの詳細や申し込み方法は、公式ページで確認できる。イベントの開催時間は10時~17時。

また、今年設立90周年を迎える京都府立植物園では、4月13日まで「桜ライトアップ」を開催する。園内桜林内の約200本のシダレザクラやソメイヨシノなどがライトアップされ、夜桜の幻想的な美しさを楽しめる。