3月31日に放送されたフジテレビ系のバラエティ番組『笑っていいとも!』の視聴率が発表され、昼の最終回(12:00~13:00)が16.3%、夜の『グランドフィナーレ 感謝の超特大号』(20:00~23:14)が28.1%で瞬間最高視聴率33.4%を記録したことが1日、明らかになった(視聴率:関東地区 ビデオリサーチ調べ)。

『笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号』でタモリを胴上げする出演者たち

ついに32年の歴史に幕を下ろした『笑っていいとも!』。最終回の視聴率は16.3%で、1982年10月4日の番組スタート以来、全8,054回の平均視聴率は11.5%を記録した。これは、他局の同時間帯の視聴率が残っている1989年以降のデータで見ると、25年連続民放同時間帯年間視聴率で横並びトップ。2014年の3カ月も月間視聴率で同じくトップとなった。

また、超特大号は28.1%で、終盤でタモリのスピーチがはじまると30%の大台に乗り、出演者全員による「ウキウキWatching」の大合唱で瞬間最高視聴率33.4%をマーク(23:10)。タモリを中心に元・現レギュラー出演者陣をはじめ、吉永小百合、明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるずといった豪華ゲスト陣が集結し、国民的番組の有終の美を飾った。

また、同番組は2002年4月5日に放送5,000回を迎えたことに続き、あらためて最終回放送までの数字が「同一司会者による生放送バラエティ番組の最多エピソード(8,001回)」のほか、「同一チャンネルによる生放送バラエティ番組の最多エピソード数(放送回数8,054回)」としてギネス記録に認定された。