Google日本語入力チームは、エイプリルフールである4月1日恒例企画として、スマートフォンやタブレットの入力をさらに便利にするGoogle IME「マジックハンド」バージョンを発表した。開発期間は丸1年。操作用ハンドグリップとアームを備えたマジックハンドによる日本語入力で、タッチパネル用にデザインされ、ネイルや手袋による打ちにくさも解消されている。
手持ちのスマートフォンやタブレットをデバイスの前に設置すると、操作レバーの動作に応じてハンド部分がタッチ・フリック操作を行い文字を入力する仕組み。本体にはUSBポートを備え、2012年公開のモールスバージョン、2013年公開のパタパタバージョン用ハードウェアとも接続可能。ハンド部分は気分により、猫の手や孫の手に換装できる(全9種類)。紹介動画によると、モバイル版「マジックハンド」はネクタイのように装着でき、"奥の手"バージョンも予定しているという。
本体サイズはアーム収納時でW100×H390×D180mm、重量は800g。駆動音は標準30dB、猫の手時22dB。BATTERY駆動時間は最長17時間。インタフェースはUSB 2.0×2、Bluetooth、IEEE802.11n/g/b、赤外線。交換用の手は右手(3種)、左手(3種)、猫の手、孫の手、奥の手。発売日や価格は市場調査を踏まえ判断するとのこと。