東京都・六本木で一夜限りのアートの祭典「六本木アートナイト」開催

六本木アートナイト実行委員会は、4月19日～20日にかけて行われるアートの祭典「六本木アートナイト2014」の各種プログラムを公開した。

テーマは「動け、カラダ!」

今年で5回目を迎える同イベントは、東京都・六本木を舞台に一夜限定で行われるアートイベント。今回は「動け、カラダ!」をテーマに、アートディレクターの日比野克彦氏が関心を寄せていた「アートの持つ身体性」という側面に目を向けたアート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス作品などを実施する。

今年はイベント当日だけではなく制作過程から参加して、開催までの期間も一緒に盛り上げていく。古着を使った作品「カラダひとつプロジェクト」では、作品制作に参加できる事前ワークショップを3月15日・16日に実施。六本木パレード「ふわりたい ながれたい つなぎたい」では、事前に選ばれた参加者が練習を積み重ね、当日にパフォーマンスを披露する。

また、大型のインスタレーションや、テーマ「動け、カラダ!」にふさわしいダンサー、パフォーマーによる生身の身体を使ったダンス・舞台の要素を取り入れたパフォーマンスも各所で実施する。「ゴロゴロ六本木」では、直径3mの竹で作られた球体に人が乗り込み、東京ミッドタウンの中を転がりながらパレードの様に進んでいく。

その他、サッカーとアートを組み合わせた「マッチフラッグプロジェクト」や「ヒビノカップ in 六本木」、アーティストやプロフェッショナルが意見交換する「六本木夜楽会(ろくほんもくよらくえ)」など、昨年好評だった参加型プログラムも実施する。

また、当日は各美術館やギャラリーで開催されている展覧会の特別プログラムや開館時間延長、入場料割引などを実施。加えて各店舗も様々なサービスを行い、夜通し楽しめるプログラムとなっている。

会場は、六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、国立新美術館、六本木商店街など。開催時間は4月19日の10時～20日の18時。インスタレーションやイベントを多く開催するコアタイムは4月19日の18時17分(日没)～20日の5時3分(日の出)。