最近は結婚しない、あるいは晩婚の人が増加し、何かと問題視されている「結婚」。日本の法律では結婚できる年齢が定められており、女性は16歳、男性は18歳からと決まっています。そこで、日本に住む20人の外国人に、日本の結婚年齢についてどう思うか、また母国ではどうなのか聞いてみました。

■マリも同じです。そのくらいでいいと思う(マリ/30代前半/男性)

■母国は日本と同じだと思います(ペルー/40代前半/女性)

■何歳だろう! 母国では法律的に正しい数字が知らないけど、同じくらいだと思います。そのぐらいなら特に問題ないと思います(イラン/20代前半/女性)

■台湾も同じ。法律上の数字にすぎないから、実際はあまり意味ない(台湾/40代前半/男性)

■変だと思いますが、確かドイツも同じだったような気がします。人生の重要な決断であるにも関わらず、成人年齢(20歳)よりも低いのはオカシイと思います(ドイツ/30代前半/男性)

日本と変わらない、というお国。でもドイツの男性がおっしゃるように、ちゃんと自分で責任をとることができる"大人"と認められる年齢が20歳なのに、相手に対してかなりの責任を伴う結婚の年齢がそれより低いというのは確かにおかしな話です。

■韓国も同じ。でもこの歳は結婚するのには若すぎると思う(韓国/30代後半/女性)

■日本:早いですね。タイ:あの年齢で結婚するには、親の許可と裁判での許可がないと許されません(籍入れることができませんってことです)(タイ/30代後半/女性)

■母国ではありえません! 特に女性の年齢を聞くと、犯罪的だと思ってしまいます(オランダ/30代前半/男性)

■若いと思います。中国では男性が22歳,女性は20歳です(中国/20代後半/女性)

■若すぎると思います。まともな判断はまだできない年齢と思います。フィリピンは男性は21歳で女性は18歳です(フィリピン/40代前半/女性)

■女性の場合は若すぎですが、母国は州によって違うが18歳ぐらいからでしょう(アメリカ/30代後半/男性)

■未熟な年齢だと思う。母国では男性が20歳で、女性が17歳です(チュニジア/40代後半/男性)

約半数の人が「若すぎる」と答えています。特に女性の「16歳からOK」は、オランダの男性から見るともはや犯罪レベルの若さとのこと。この結婚年齢の規定は明治時代につくられた民法に基づいているそうですから、現代的ではないかもしれませんね。

■いいと思います。ブラジルでは男女かかわらず、基本的には18歳です。親の許可があれば、16歳からでも結婚できます(ブラジル/30代後半/男性)

■男女差別です。母国では男女問わず、18歳です。親の許可があれば16歳です(ギリシャ/30代前半/男性)

■チェコでは両方18歳です。差があるのはおかしいと思います(チェコ/30代後半/女性)

■スウェーデンでは確かに16歳、男女両方。男女同じにした方がいいと思います(スウェーデン/40代後半/女性)

男女の年齢差があるのがおかしい、とのご意見もありました。「女性の方が身体の成長が早く、この年齢ならば子供を産んでも大丈夫だから」というのがその理由らしいですが、やはり現代にあてはめるとちょっと無理がありそうです。

■母国では結婚年齢が決まっていないし、決める必要がないと思います(シリア/30代前半/男性)

低年齢で強制的に結婚させられるといった問題が頻発している国もありますから、やはりある程度決めておく必要はありそうです。実際は男女ともにその若さで結婚する人はそんなに多くありませんが、晩婚化に伴う少子化が不安な国々では、若い世代の結婚を推奨したいというのが本音かもしれませんね。

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