猫の保護活動を行う東京キャットガーディアンは、同団体のホームページにて、飼い主のいない猫の保護ボランティア活動「猫付きマンション」を案内している。今回は都営大江戸線「練馬春日町駅」近くのテラスハウス物件を案内する。
猫付きマンションとは
猫付きマンションは、「猫との生活を希望する入居者」と、「マンション経営で猫の助けになる活動をしたいと考えるマンションオーナー」、「成猫の保護場所を作り、多くの猫を救いたいと考える保護団体」の三者の思いが合致したシステム。新しいボランティア活動として、行政からも了承を得ている。
飼育を希望する人は、面談の上、所有権ではなく一時保護の場所として同シェルターの猫を選び、ペット飼育可能のマンションで猫を飼うことができる。「転勤が多い」「高齢だから心配」など様々な理由で猫の飼育をあきらめている人も猫の飼育が可能だ。
都営大江戸線「練馬春日町駅」から歩いて約10分
今回、案内する「コーポカズ106号室」は、希少なテラスハウス物件。都営大江戸線「練馬春日町駅」から徒歩11分、「光が丘駅」から徒歩18分と、2つの駅が可能できる。間取りは2DK(50平方メートル)。
ダイニングキッチン・洋室・和室のいずれも南向きで日当たりもよく、猫のひなたぼっこスペースも十分確保できそうだ。
部屋にはエアコン付(1基)。角部屋なので、開放感が感じられる。キッチンはガスキッチンで、2口ガスコンロも設置可能とのこと。
バス・トイレは別で、風呂には追い炊き機能が付いている。洗面台は独立タイプを採用した。
賃料は月額9万円、管理費は月額2,000円。礼金1カ月、敷金1カ月(ペット飼育時は、プラス0.5カ月)。なお、入居にあたっては、保証会社加入が必須となる。
猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。
物件詳細は、東京キャットガーディアンシェルター日記で案内している。
レポート記事
実際の猫マンションでの暮らしぶりはこちらから。猫マンションに住んでいる人を取材した。