東京ビッグサイトにて30日まで開催中の「第41回 東京モーターサイクルショー」で、来場者の注目を集めるモデルのひとつが、ホンダの原付レジャーモデル「モンキー・くまモン バージョン」だ。
熊本県とのコラボレーションで商品化される同モデルは、熊本県のPRマスコットキャラクター「くまモン」をイメージし、ブラックとレッドを基調としたカラーリングの車体に。特別デザインの「くまモン」タンクバッジをはじめ、メインキーにも「くまモン」のイラストが施されるという。
大阪モーターサイクルショーに続いての出展となった東京モーターサイクルショーでも、「モンキー・くまモン バージョン」は大人気。全長1,365mm、全幅600mm、全高850mmというコンパクトで愛らしいボディが特徴で、実際にまたがることも可能だ。子供から大人の男性まで、世代を問わず多くの来場者が同モデルにまたがり、乗り心地を確かめていた。記念撮影を行う家族の姿も見られた。
会場では、商品化の経緯を紹介する動画も公開されていた。昨年、ホンダ熊本製作所で行われた社内イベントのサプライズゲストに「くまモン」が出演した際、「逆サプライズ」として贈呈されたのが「くまモンキー」。当初は1台限りの特別仕様車とされたが、熊本県の蒲島郁夫知事が熱望したこともあり、「くまモンキー」の商品化が決定したという。
「第41回 東京モーターサイクルショー」最終日(3月30日)の一般公開は10~17時。なお、ホンダ「モンキー・くまモン バージョン」は4月14日に発売され、価格(消費税8%を含む)は33万6,960円となっている。