日本マイクロソフトは28日、米Microsoftが同日発表したiPad用Officeアプリ「Office for iPad」について、日本市場へは現時点では提供しないとのコメントを発表した。国内への提供は今後検討していくという。
「Office for iPad」は、Word/Excel/PowerPointをiPadで表示・編集できる公式アプリ。日本時間28日より無料提供されたが、無料版ではドキュメントの閲覧のみ可能で、編集を含むフル機能を利用するには同社のビジネス向けクラウドサービス「Office 365」のサブスクリプション契約が必要となる。
一方、iPhone用Officeアプリ「Office Mobile for iPhone」、およびAndroidスマートフォン向けOfficeアプリ「Office Mobile for Android phones」は、従来「Office 365」利用者のみに提供されていたが、28日より日本市場を含む全ユーザー向けに無料公開される。いずれもApp StoreおよびGoogle Playからダウンロードできる。