米Microsoftは現地27日、iPad版オフィススイート「Microsoft Office for iPad」の提供を開始した。同アプリはOffice 365加入者向けのサービスとなっており、機能をフルに活用するには、Office 365への登録が必要。同アプリは日本語に対応し、135のマーケットで配信されているが、国内のApp Storeでの配信は見送られた。
「Microsoft Office for iPad」は「Word for iPad」「PowerPoint for iPad」「Excel for iPad」の3つのアプリからなるオフィススイート。iPadで操作しやすいように、iPad向けにデザインを最適化しており、オーバーレイメニュー、ドキュメントの編集などがタッチ操作で完結できるように工夫を凝らしているという。また、ワードドキュメント作成時のドラフト資料の作成のために音声入力機能が使えるほか、AirPlayに対応し、プレゼンテーションも行える機能も搭載している。
Office 365加入者はドキュメントの閲覧、新規作成、編集がiPad上で利用可能。未加入者の場合は、ドキュメントの閲覧が可能。同アプリの対応OSはiOS 7.0以降。29の言語で利用可能。