総合探偵社のMRはこのほど、調停離婚の経験がある女性100名を対象に「浮気・不倫についてのアンケート調査」(調査協力:メディアパーク)を実施、結果を公表した。同調査は2月、事前調査を経てのアンケート回収方式にて実施した。
調停離婚を行うことを決めたのは、8割以上が女性から
まず、そもそも「調停離婚を行うことを決めたのはどちらからですか?」という質問に対しては、妻からが83%、夫からが17%と、8割以上が女性側から行動していることがわかった。今回のアンケートでは、男性側の浮気や素行が離婚の起因となっていることが多く、話がこじれてしまったり、夫側が離婚に応じずに調停へ、というケースが多く見られた。
「調停離婚」に対するイメージはネガティブなものが半数以上
調停離婚に対して実際の経験前に抱いていたイメージを聞いたところ、「怖いところ」「お金がかかりそう」「冷たい、堅苦しい感じ」などネガティブなイメージに不安を感じている人が57%と半数以上を占めた。一方、解決への期待や自分の味方と考えていた人は3割程度となった。ポジティブなイメージを抱いていた人からは、「味方になってくれて、すべてを解決してくれる」と言った期待を強く抱いている意見も見られた。
調停終了後のポジティブな回答は2割程度に
実際に調停離婚を終えてみた感想を聞いてみたころ、「調停をしてよかった」などポジティブな回答は21%。「不満」「がっかり」などネガティブな回答は54%となった。不満の主な原因としては、時間をかけた割に自分よりも夫が有利になってしまったことや、調停員の対応の仕方など、最初に期待していた結果と大きくかけ離れてしまったという意見が多数寄せられた。
また同調査には、「これから調停離婚を行う方に一言」として、「裁判官や弁護士の言う事がすべて正しいわけではないので、自分でも知識をつけて納得いくまで裁判を続けるべき」(48歳・自営業/離婚時の年齢48歳)、「冷静に。相手のことを文句など言わないで、常に自分の主張をする」(38歳・看護師/離婚時の年齢37歳)、「感情的になっても意味がないので冷静に。調停委員に不満があれば、調停委員を変えられるなら変えたほうがいいと思います」(38歳・着付け師/離婚時の年齢34歳)などのアドバイスも添えられている。