屋外スポーツで日焼けした人が多い

小林製薬はこのほど、「2014年"男のシミ"実態調査」の結果を発表した。同調査は2月28日~3月1日にインターネット上で実施。過去、年間を通して日焼けをしていたことがある、全国の30~50代の男性309名から回答を得た。

約8割の男性が屋外スポーツで日焼け

過去、年間通して日焼けしていた男性に、「どのようなアクティビティで日焼けしていたか」を聞いたところ、サッカーやゴルフ、テニスなど球技の他、ランニングも含めた屋外スポーツが最も多く約8割(79.9%)を占めた。また、日焼けをしていた頻度が週5日以上の男性は62.1%と半数以上を占め、高い頻度で焼いていた男性が多い傾向にあることがわかった。

約4割の男性は、当時、日焼けした肌がモテる条件だと思っていた

日焼けした肌のイメージは当時といまとでやや変化

日焼けしていた当時、「日焼けした肌がモテる条件だと思っていたかどうか」については、約4割(39.2%)の男性が「とてもそう思っていた」「そう思っていた」と回答した。また、「日焼けした肌に抱いていたイメージ」を、当時と現在とでそれぞれ聞いたところ、「健康的」「スポーツマン」「アクティブ」なイメージトップ3は、過去も現在も変わらなかった。一方で、現在は「格好悪い」「老けている」「いきがっている」など、ネガティブな印象が増える傾向にあることがわかった。

男性の肌の三大トラブルは「乾燥」「シミ」「しわ」

肌の悩みがない人は4人に1人

30代~50代の男性が抱える肌のトラブルトップ3は、「乾燥(34.6%)」「シミ(33.0%)」「しわ(25.6%)」となり、シミの悩みがしわの悩みを上回っていた。また、シミに悩んでいる8割以上(81.4%)の男性が、「鏡を見たとき」にシミが気になると回答し、自分で気づく傾向があった。一方で、会社や同世代の同性と比較するなど、他人の目も気にする一面があることもわかった。

シミがあると「老けて見える」と感じる人が多い

「シミがあることについてどう思っているか」を聞いたところ、「老けて見える(73.5%)」「格好悪い(52.0%)」「疲れて見える(31.4%)」とネガティブな印象を持っていることが浮き彫りになった。一方で、シミには悩んでいるものの「年齢上仕方ない(35.3%)」と回答した諦めモードの男性もいた。

約8割の男性は、シミに悩むもののケアを行っていない

男性はシミのケアについての知識が薄い

シミに悩んでいるもののケアができていない男性は約8割(87.3%)を占め、大多数の男性が対策ができていなかった。その理由として、「方法がわからない(60.7%)」「あきらめている(59.6%)」と、具体的にどうすればいいのか、途方に暮れている状況がうかがえた。

「日焼け止め」「アフターケア」の大切さを重視

また、ほぼケアをしていなかった過去の日焼けが、現在のシミの原因のひとつと認識している人は約8割(83.3%)となった。さらに、シミに悩む男性の約6割(62.8%)が、日焼けをしていた過去に戻ってまで、シミのケアをしたいと思っていると回答。何もケアをしていなかった過去を後悔する傾向にあった。