ウェザーニューズは3月26日、第4回となる桜開花予想を発表した。
関東では4月はじめに桜が見頃に
今回、開花予想の対象となった桜は、全国のお花見名所約700カ所、近所の公園約1万カ所、「さくらプロジェクト」に参加する一般人の「マイ桜」1万1,044本。
予想は、過去10年間に「さくらプロジェクト」に参加した一般の人々から寄せられたリポートと、3月22日~24日にかけて全国で一斉調査したつぼみリポート、今後の気象状況の予測などをもとに算出している。
同社によると、つぼみの生長はここ数日の気温の上昇で一気に進み、先日公開した第3回桜開花予想の発表より1~3日開花予想日が早まった地域もあるという。名所約700地点の中でも間もなく開花する地点が多く、上野恩賜公園が間もなく、大阪城公園が3月27日にも開花を迎える見込み。4月2日までの関東南部、東海~九州の開花率は9割以上になる。
北海道・東北は4月半ば~GWが見頃
今後、北海道・札幌周辺ではゴールデンウィーク中盤から続々と開花が始まり、連休中盤には桜が満開を迎える見込み。東北の仙台や福島周辺では4月半ばが見頃となり、青森周辺ではゴールデンウィークに見頃となる名所が多いと予想している。
関東南部は都市部から桜の開花が始まり、4月はじめにかけて見頃の時期となる。北陸地方は4月はじめには開花時期を迎える所が多くなり、見頃は4月中旬を予想している。京阪神周辺でも今後、次第に見頃の桜が増え、4月上旬にかけて見頃のピークを迎えるという。
3月末頃には山陰でも桜の開花時期を迎える見込み。九州地方では3月20日以降、開花ラッシュとなり、九州全域で桜が続々と開花している。週末には強い雨が降る可能性があるため、お花見を計画するなら、金曜日までがおすすめとのこと。
気象条件によって左右されやすい開花の最新情報は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」、携帯サイト、インターネットサイト「ウェザーニュース」内の『さくら Ch.』で随時情報を更新する。同社の次回の桜開花予想発表は、4月2日を予定している。