外食産業において独立支援を行っているムジャキフーズが、このほど「飲食店勤務者に対する意識調査」を実施し、飲食店を一緒に開業したい著名人の第1位にタレント・映画監督の北野武、第2位にお笑いコンビ・ホンジャマカの石塚英彦、第3位にタレントのマツコ・デラックスがランクインした。
第1位の北野武は「資金力がある」「知識、経験ともに申し分のない方だから」「強運体質の人とやりたい」などの理由で選ばれ、第2位の石塚英彦は「食べ歩きがすごいので開業時に問題点などのアドバイスをすごくしてくれそう」「いろいろおいしそうに食べてくれそうで、いるだけでお客さんがきそう」、第3位のマツコ・デラックスは「厳しくも思いやりのこもった意見を言ってもらえそうだから」「酸いも甘いも知っているマツコさんなら、お客とのいろいろな話ができて常連さんがついてくれそう」などの理由が挙げられた。
4位以降では、「抜群のプロデュース能力があり、時代のトレンドを読む力が素晴らしく、失敗がないと思うから」「もうかりそう」という理由でプロデューサーの秋元康、「知恵袋」「ビジネスのセンスと固定観念に縛られない柔軟な発想があるから」という理由で実業家の堀江貴史が続いた。
そのほか、「飲食店での独立開業を考えたことがあるか」という質問では、46.6%が「はい」と回答。開業するとした場合は、「小さな規模で、一人ひとりのお客様を大事にできる店舗」「みんなが、気軽に来られる、アットホームなお店」など、利用者とのコミュニケーションを大事にできる店を開きたいという意見が多数。また、独立を考えている人のうち、8割以上は「資金」に課題を感じていることも明らかになった。同調査は、20代から60代の飲食店勤務者400人を対象に2014年2月3日から9日まで実施。
本結果を受け、アンケート調査を実施したムジャキフーズは「飲食業界はもともと9割以上が自分の店を持ちたいと答えるほど独立開業希望者が多い業界」であると指摘し、今回、独立希望者が約半数に留まったことに対しては「労働環境の改善、現場への裁量移行を行う企業が増えたため、必ずしも独立しなくても自分のやりたい事ができるようになっている」というプラスの側面と、「調査結果にもあるように資金面が不安で二の足を踏んでしまっている」というマイナスの側面があると見解を述べている。
ムジャキフーズでは、資金面が不安で二の足を踏んでしまっている人を応援すべく、共感できる店舗運営プランを持っている人には、初期費用・保証金なしで出店できるチャンスを与える「独立開業オーディション」を開催している。過去実績としては、「俺のハンバーグ山本(恵比寿、渋谷)」「天てんぷら うち津(広尾)」「フレンチレストラン ラ・プティ・シュシュ(広尾)」「イタリアンバール LOCCO(新橋)」「麺飯食堂なかじま(渋谷)」「函館らーめん しお貫(恵比寿)」など。
■一緒に飲食店の独立開業をしたい著名人は?
1位 北野武(40票)
2位 石塚英彦(31票)
3位 マツコ・デラックス(27票)
4位 秋元康(24票)
5位 堀江貴史(20票)
6位 明石家さんま(19票)
7位 速水もこみち(17票)
8位 壇蜜(12票)
8位 ギャル曽根(12票)
10位 イチロー(11票)
10位 向井理(11票)
10位 菅野美穂(11票)
10位 はるな愛(11票)
14位 大久保佳代子(9票)
14位 ローラ(9票)
16位 松本人志(8票)
17位 勝間和代(5票)
18位 いとうあさこ(4票)
19位 彦摩呂(2票)