下関海洋科学アカデミーが運営する下関市立しものせき水族館「海響館」では3月21日より、アクアシアターの新テーマ「ディープ・アニマル」がスタートした。

仲良しのアシカとイルカ

アシカのサインでイルカがパフォーマンス

「ディープ・アニマル」はプレゼンター(トレーナー)が、イルカ同士やアシカ、トレーナーと動物、イルカとアシカのコミュ二ケーションについて紹介するプレゼンテーション。

トレーナーのサインで動物がパフォーマンスをするという形式だけでなく、アシカがサインを出し、イルカがパフォーマンスをするという内容も取り入れる。動物同士でも理解すればつながりが持てることを伝える内容で、このようなパフォーマンスは日本初だという(同館調べ)。

アシカとイルカによるパフォーマンス

パフォーマンス内容は、アシカのリングキャッチや観客のサインによるイルカのパフォーマンス、アシカのボーカライズやイルカのグループジャンプといった視覚や聴覚で感じられる内容や、アシカが出すサインによるイルカのパフォーマンス披露などで構成されている。

また、同館が実施しているバンドウイルカのトレーニングは、IMATA2012年度国際会議にて「行動トレーニング」部門で1位を受賞している。国際的にも認められた、イルカたちのパフォーマンスも見どころのひとつとのこと。