Bunkamura Galleryは4月23日~30日、展覧会「ART OF PUNK & ROCK J.Reid vs S.Fairey(ジェイミー・リードVSシェパード・フェイリー)」を開催する。

左:1.ジェイミー・リード「Fuck Forever Green」1997年 シルクスクリーン ED.350、右:シェパード・フェイリー「Led Zeppelin Celebration Day」2012年 リトグラフ ED.200

あの有名人もアートの対象に

ジェイミー・リード+シェパード・フェイリー「BRIGHT FUTURE」2012年 シルクスクリーン ED.50

ジェイミー・リードは、1970年代にパンクミュージックで一躍脚光を浴びたセックス・ピストルズのアルバム・デザインやポスターなど全てのアート・ワークを手掛けたアーティスト。エリザベス女王の唇に安全ピンをあしらった「God Save the Queen」は、パンク・ロック時代の象徴とも言われ、世代を超えて世界中のファンから支持されている。

同氏の影響を受けていたというシェパード・フェイリーは、グラフィティ・アーティストとして活躍。ミュージシャンのレッド・ツェッペリンやビリー・アイドル等の数多くのアルバム・デザインを手掛け、パンク・ロック作品を数多く残している。自主的に制作したオバマ氏のポスターは、大統領選挙期間中のオフィシャルポスターとして使用され全米で話題となった。

同展では、ジェイミー・リードとシェパード・フェイリーの手掛けた作品を一堂に集め、展覧販売する。作品は、ジェイミー・リードの「Never Mind The Bollocks」(1997年)、シェパード・フェイリーの「Rolling Stones MoMA Poster」(2012年)、ジェイミー・リード+シェパード・フェイリーの「BRIGHT FUTURE」(2012年)など。

会場は、Bunkamura Box Gallery。開館時間は10時~19時30分(最終日は17時まで)。