SDアソシエーションとTransferJetコンソーシアムは3月26日(米国時間)、協業契約を締結したことを発表した。SDメモリーカードとTransferJet技術を使用した、大容量ファイルの非接触高速通信を実現するための開発をともに推進する。
SDアソシエーションはSDメモリーカードの規格を策定する国際団体。SDHC/SDXCカードの新規格として、30MB/秒以上の書き込み速度を持つ「UHSスピードクラス3」を11月に発表するなど、4K2K映像時代に向けての対応を進めている。
TransferJetコンソーシアムは近距離高速無線通信技術「TransferJet」の規格を策定する国際団体。TransferJetは理論値で最大560Mbpsの通信速度を持つ。2013年12月に東芝が業界初のUSBアダプタを発売した。
今回の業務提携により、TransferJet対応SDメモリーカードと対応デバイスの開発が進むことが期待される。