シャープは3月26日、プラズマクラスター空気清浄除湿機「CV-DF100」を発表した。発売は4月15日。価格はオープンで、推定市場価格は58,000円前後(税別)。
CV-DF100は、衣類乾燥除湿機に空気清浄機の機能をプラスした製品。衣類乾燥除湿機は、洗濯物の部屋干しに活躍する機器。長時間の部屋干しは、雑菌が繁殖し、ニオイも発生しやすい。衣類乾燥除湿機を使用することで、雑菌が繁殖する前に洗濯物を乾かすことが可能だ。
衣類乾燥除湿機は、乾燥させた空気を洗濯物に当てることでスピーディーな衣類乾燥を行うが、その空気が汚れていた場合、洗濯物も汚れてしまうことになる。これまでの同社の衣類乾燥除湿機でも、プラズマクラスターによる脱臭機能と花粉キャッチフィルターは装備していた。しかし花粉キャッチフィルターは、約10μmの粒子を約80%捕集するフィルターで、空気清浄機などに使用されているものとは能力差がある。
CV-DF100は、HEPAフィルターを採用。HEPAフィルターは空気清浄機でも採用されているフィルターで、0.3μmの粒子を99.97%以上捕集する。また、「脱臭フィルター」も装備している。
衣類乾燥だけでなく、除湿機や空気清浄機として単独使用することも可能。除湿はコンプレッサー式で、除湿能力は50Hz地域で9L/日、60Hz地域で10L/日。木造住宅の場合は11~23畳、コンクリート住宅の場合は13~25畳の広さに対応する。水タンクの容量は3.1Lで、連続排水にも対応している。空気清浄機として使用する場合、約11畳までの広さに対応する。本体サイズはW360×D260×H565mmで、質量は約12.2kg。