アウディ ジャパンはこのほど、「Hitotsuyama Racing」とパートナーシップを組み、GT300に参戦すると発表した。マシンは「R8 LMS」で、アウディ本社のモータースポーツ組織であるファクトリーチーム「Audi Sport」からのサポートなど強力な体制で臨む。
アウディはモータースポーツにおいて、本国ドイツのレース「DTM」に「RS5」で、世界耐久選手権「WEC」に「R18 e-tron quattro」で、「カスタマーレーシング」に「R8 LMS」で参戦しており、アグレッシブな活動を続けている。
日本では、「R8 LMS ultra」でGT300クラスに参戦することとなった。「Race track to the road」のスローガンを掲げるアウディは、創業当時からモータースポーツを技術の実験場とし、さまざまな新技術を開発し続けている。世界耐久選手権の「ル・マン24時間レース」では、直噴エンジンやディーゼルエンジン、LEDヘッドライトなどを搭載して出走し、それらの技術を市販モデルへと展開してきた。2012年にはハイブリッドモデル「R18 e-tron quattro」で初めて総合優勝を果たしている。
今回のGT300参戦では、「Hitotsuyama Racing」とのパートナーシップによる新チーム「Audi Team Hitotsuyama」を結成。ドライバーにはリチャード・ライアン選手と藤井誠暢選手を起用し、NOVAエンジニアリング、ヨコハマタイヤ、GOETHE(幻冬舎)、Audi Financial Servicesのスポンサー / サポートを受ける。