映画『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』の完成披露試写会が25日、都内で行われ、キャストの染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明、升水柚希と矢口史靖監督が出席した。

左から、長澤まさみ、染谷将太、伊藤英明、升水柚希

三浦しをんの小説『神去なあなあ日常』(徳間書店刊)を実写化した本作は、林業を舞台に描く青春エンタテインメント。高校を卒業したばかりの勇気(染谷)は、パンフレット表紙の美女・直紀(長澤)につられて、1年間の林業研修プログラムに参加する。過酷な林業の現場から逃げ出そうとする勇気だったが、直紀が村に住んでいることを知り、留まることを決意するが――というストーリーで、映画は5月10日から全国公開。

主演の染谷は「めいいっぱい青春させてもらいました。とてつもない青春が待ってます!」と笑顔でPRすると、矢口監督は「チャーミングで可愛かった。女の子のファンが増えると思う」と大絶賛。また、『悪の教典』でも共演している先輩・ヨキ役の伊藤に、染谷が「出来ない部分を補ってくれました」と感謝を述べると、伊藤は「将太がマキタスポーツさんと仲良くなっててヤキモチをやいた」と嫉妬したエピソードを披露し、観客を笑わせていた。

本作では、ふんどし姿の男たちによる圧巻の祭りシーンもあるが、染谷が「食い込んだりして慣れなかった。伊藤さんが脱ぐとエキストラの人たちがキャーって言ってた」と明かすと、伊藤は「俺たちの憧れの長澤まさみがいるから恥ずかしかった」と照れ笑い。そんな伊藤は、ふんどし姿のまま、長澤の前でお尻を見せる"セクハラ"をしていたそうで、長澤は「やめて! って言いました」と苦笑いしつつ、俳優陣の奮闘に「みなさん男気があってたくましくて、格好良くみえました」と笑顔で称えていた。