JR北海道は、ゴールデンウィーク期間中の特急列車の運行予定と混雑予想を発表した。連休の混雑に備え、臨時特急列車の追加運転や運転日の変更などを実施する。
臨時特急の追加運転は、とくに混雑が予想される札幌~函館間で実施。現在、定期列車・臨時列車合わせて最大8往復運転されているが、ゴールデンウィーク期間中はさらに臨時列車2往復を運転し、特急10往復の体制とする。
臨時列車は、下り(札幌行)の特急「北斗83号」(函館駅8時49分発)と「北斗91号」(函館駅15時42分発)、上り(函館行)の特急「北斗88号」(札幌駅9時18分発)と「北斗90号」(札幌駅13時21分発)の計4本。「北斗88号・91号」はノースレインボー車両5両編成(指定席3両・自由席2両)、「北斗83号・90号」はニセコエクスプレス車両3両編成(指定席2両・自由席1両)での運転となる。臨時特急の運転日は4月24~30日と5月1~7日(4月24日は「北斗90号」のみ、5月7日は「北斗83号」のみ運転)。
函館~札幌間で金・土・日と祝日限定で運行している特急「北斗85号」(函館駅10時32分発)と特急「北斗92号」(札幌駅15時13分発)の臨時特急1往復については、4月1日から毎日運転することに。これにより、月~木曜はこれまでの特急7往復体制から8往復体制となる。使用する車両は運転日によって異なり、283系車両、ノースレインボー車両、ニセコエクスプレス車両、クリスタルエクスプレス車両(北斗85号のみ)が用いられる予定だ。
ゴールデンウィーク期間中にとくに混雑が予想されるのは、5月3日の特急「スーパー北斗2号」(札幌駅6時36分発)・「北斗84号」(札幌駅7時30分発)・「北斗88号」(札幌駅9時18分発)・「北斗90号」(札幌駅13時21分発)、5月6日の特急「北斗83号」(函館駅8時49分発)・「北斗89号」(函館駅14時13分発)・「スーパー北斗11号」(函館駅15時13分発)・「北斗91号」(函館駅15時42分発)・「北斗93号」(函館駅17時12分発)。当該列車の利用を予定している場合には、利用日時の変更や都市間バスの利用を検討してほしいとしている。