ポルシェ「ボクスター GTS」「ケイマン GTS」予約受注は4/3から! 画像12枚

ポルシェ ジャパンは4月3日から、パワーアップした3.4リットルエンジンを搭載したミッドシップスポーツカー「ボクスター GTS」「ケイマン GTS」の予約受注を開始する。GTSモデルは、「カイエン」「パナメーラ」に続く発売となる。

GTSモデルの誕生は、1963年に発売された「904 GTS」にまでさかのぼる。同モデルはレーシングカーでありながら、公道を走ることもできた。1980～1990年代には、「924 GTS」「928 GTS」がそれぞれ同様のコンセプトを発展させたモデルとして発売され、2007年に登場した「カイエン GTS」で再びポルシェのラインアップに復活した。

今回登場した「ボクスター」「ケイマン」のGTSモデルは、パワーアップした3.4リットルの水平対向6気筒エンジンを搭載。その最高出力は、「S」モデルよりもさらに15PSアップし、「ボクスター GTS」で330PS、「ケイマン GTS」で340PSとなっている。両モデルはスポーツクロノパッケージが標準装備されており、そのスポーツ・プラススイッチを押すと、「ボクスター GTS」のPDK仕様車で0-100km/h加速が4.7秒、「ケイマン GTS」のPDK仕様車では4.6秒を記録する。

トランスミッションはPDKのほか、6速MTも用意されており、燃費は両モデルともPDK仕様車で8.2リットル/100km、6速MT仕様車で9.0リットル/100km。両モデルとも2シーターのミッドシップモデルとして初めて、Euro 6の排出ガス基準をクリアする見通しだ。

エクステリアは両モデルとも専用デザインのフロントエンドとリアエンド、ブラック仕上げのポルシェ・ダイナミック・ライトシステム(PDLS)付バイキセノンヘッドライトを装備。光沢感あるシルキーブラックのモデル名ロゴも採用している。アルミホイールは20インチのカレラ S ホイールで、フロントに235/35、リアに265/35タイヤを装着する。

価格は、「ボクスター GTS」の6速MT仕様車が885万円、7速PDK仕様車が949万円。「ケイマン GTS」の6速MT仕様車が915万円、7速PDK仕様車が979万円。すべてのモデルで右ハンドル・左ハンドルを選ぶことができる。