カネボウ化粧品のメイクアップブランド「KATE(ケイト)」では、マスクをして仕事にしたことがある20~34歳の営業職のOL300名と、20~30代ビジネスマン200名を対象に実施した「マスク女子をテーマにした意識・実態調査」の結果を発表した。調査期間は2月21日~24日。
春にマスクをつける頻度について尋ねたところ、34.0%が「ほぼ毎日」と回答。「週に3~4日程度」(25.3%)、「週に1~2日程度」(16.0%)と続き、「週1以上」と答えた割合は7割以上という結果に。
マスクをする理由については、「風邪・インフルエンザの予防」(67.0%)や「花粉症対策」(46.7%)、「喉や鼻の湿度を保つ」(30.7%)、「寒さ対策」(28.7%)、「すっぴんの顔をごまかす」(27.0%)などが挙がった。
マスクを着けている時に困ることについては、92.7%が「化粧が取れてしまう」と回答(「まあそう思う」を含む)、「マスクにファンデーションやチーク・口紅がつく」(88.0%)、「ファンデーション・チークなどがよれる・ムラができる」(87.3%)といった、化粧に関する悩みが上位を占めた。
マスクを外した顔を見られたくない相手として最も多かったのが「男性の同僚」(67.2%)。「彼氏」は29.1%という結果となった。男性社員に、マスク女子がマスクを取った時「がっかりした」「幻滅した」と感じた経験について尋ねたところ、「ある」と答えた割合は4割にのぼることがわかった(40.5%)。
化粧直し用化粧品において、「美しい仕上がりを長時間キープする」(「やや魅力的に感じる」を含む)ことを求めているマスク女子は95.7%。また、「短時間で化粧直しができる」(94.7%)、「浮かない」(92.7%)、「保湿できる」(90.7%)などについても、9割以上のマスク女子が求めていることがわかった。