大阪市港区の海遊館で20日、3月4日20:46に生まれたゴマフアザラシの赤ちゃんの姿を、観覧通路に設置したテレビモニターを通じて、公開スタートした。
海遊館でのゴマフアザラシの誕生は、2013年3月に続き、7例目。母親の乳をよく飲み、多い日には1日あたり1kg以上も体重が増加し、出生時7.8kgだった体重は、すでに21.1kg(3月24日9:00現在)まで成長している。母親は、2002年に海遊館で生まれたナナ。ナナは赤ちゃんが乳を飲みやすいように体を横にしたり、鼻先を赤ちゃんに近づけたり、大切に育てているという。
そして、3月20日より、観覧通路に設置したテレビモニターで、赤ちゃんのかわいらしい姿や乳を飲む様子を来館者に紹介(映像は事前に録画 4月6日まで)する。
なお、ゴマフアザラシの赤ちゃんは一般的に、生後2週間から3週間で白色の体毛が抜け、独特のゴマ模様へ生え変わる。一般公開についてはまだ未定で、今後の赤ちゃんの成長を見ながら決定する。