アウディ ジャパンはこのほど、プレミアムコンパクトSUV「Q3」に、Qシリーズ初となるRSモデル「RS Q3」を追加し、発売した。310PSを発揮する2.5リットル直列5気筒直噴ターボエンジンを搭載する。

アウディ「RS Q3」

RSモデルはスポーツモデルの開発生産部門であるクワトロ ゲーエムベーハーが手がけるプレミアムスポーツモデルのシリーズ。ル・マン24時間耐久レースをはじめ、長年にわたるモータースポーツへの挑戦で培われた走りのスピリットを受け継いでいる。

「RS Q3」のエクステリアは、マットアルミニウムのフレームとハニカムメッシュを組み合わせたシングルフレームグリルや、大型のエアインテーク、専用デザインのリヤスポイラー、リヤバンパーなどを追加。高級感を演出している。リヤディフューザーインサートとオーバル形状の大口径スポーツエグゾーストがスポーツイメージを強調。ホイールは5ツインスポークのVデザイン20インチアルミホイールを採用している。

インテリアにはRSロゴのエンボス加工が施されたスポーツシート、フラットボトム仕様のステアリングホイールを採用。「MMI 3G+」やBOSEサラウンドサウンドシステムなども標準装備している。APSリヤビューカメラ、リヤサイドエアバッグも標準で搭載する。

直列5気筒TFSI直噴ターボエンジンは最高出力310PSとパワフルで、7速Sトロニックとクワトロを組み合わせることで、あらゆる路面状況に対応する。環境性能も高められており、これほどの高出力を誇りながら、燃費はJC08モードで11.5km/リットルを達成している。価格は698万円となっている。