フリーアナウンサーの滝川クリステルとシンガーソングライターのアンジェラ・アキがこのほど、都内で行われた、NHK Eテレのトーク番組『ミュージック・ポートレイト』の収録に参加した。

滝川クリステル(左)とアンジェラ・アキ

4月3日からシーズン4がスタートする同番組は、2人の著名人が“人生の10曲”について語り合う音楽番組。3日及び10日の放送では、1977年生まれの同い年で共にハーフという境遇の2人が、思い出の音楽を切り口に自身の半生を振り返る。同番組は、毎週木曜日23時から、第1夜と第2夜の2週連続で放送する。

「音楽との出会い」というテーマから始まった収録では、子どもの頃の思い出の曲をお互いに紹介。ハーフであることがコンプレックスだったという2人は、自身の拠り所となった楽曲について語り合った。また、成長して社会人になり、滝川はアナウンサー、アンジェラはシンガーとしての道を歩んでいく中の苦労や悔しさを回顧する場面も。後半では、滝川が東京五輪招致での“おもてなし”スピーチの裏話を披露したほか、アンジェラは今夏に日本での活動を休止して渡米することへの心境を語った。

番組収録後、報道陣の取材に応じたアンジェラは、「知り合う前から背中を押してもらっていたので、こうやって友だちになって対談をして感慨深い。女性としての品格を改めて感じました」と対談を楽しんだようで、「"おもてなし"にBGMがあったとは(笑)」と友人の新たな発見にニンマリ。一方の滝川は、「自分でもビックリするようなことを思い出して話していました。新鮮だったし、良い心のトレーニングになりました」と半生を振り返った対談に刺激を受けた様子で、「私も彼女も走ってきて女性としての苦労もあったので、『お互いに頑張って良かったね』と感じ合えました」と笑顔を浮かべた。