ホテル日航東京(東京都港区)は4月1日~6月30日の期間、江戸の魅力を紹介するシーズナルフェア「江戸繚乱(えどりょうらん)」を開催する。

江戸繚乱ディナー(5・6月メニュー例)

無料アプリ配信や書籍コーナーの設置も

今回で3回目となる同イベントでは、「江戸の心」をテーマに江戸時代の生活に根付いていたマナー"江戸しぐさ"をもとにしたスマートフォンアプリ、「江戸繚乱-ホテル日航東京」を提供する。そのほか、館内ではスタンプラリーも実施。2階ロビーには、江戸に関連する本を閲覧できる書籍コーナーを設置する。

江戸の職人芸を体感できる宿泊プラン

また、江戸文化の美意識をデザインやライフスタイルなど多様な角度から研究する「江戸美学研究会」とコラボレーションし、職人たちが作った品々を手に取りながら江戸の職人芸を体感できる宿泊プラン「江戸繚乱ルーム」が登場する。

同プランでは東京湾が見える窓辺に、歌舞伎舞台の簾(すだれ)を手掛ける豊田スダレ店の駒返しすだれを設置した。ベッドのヘッドレストには天保年間創業・染呉服の老舗「竺仙(ちくせん)」の浴衣生地を使用。そのほか、畳を配置したコーナーや浮世絵、風鈴など、江戸の職人技を引き継ぐ名工の品々を配置した。

照明には、江戸時代に画期的な進歩を遂げた行燈(あんどん)を採用。客室には江戸繚乱ルームオリジナルアメニティとして、江美研オリジナル手ぬぐいと、日本で古くから美肌アイテムとして重宝されてきた紫紺(しこん)配合の美容パックも用意している。

江戸繚乱・ベッドのヘッドレスト

江戸繚乱ルームオリジナルアメニティ

夕食は、ルームサービスにて旬の東京野菜をとりいれた江戸繚乱ディナーを用意。料金は2人/4万7,000円~、3人/6万3,000円~、4人/8万円~(税別)。